《本の紹介1》ガーデニング初心者に送る本

 

こんにちは。このサイトの管理人の「うえすとはうす」です。普段は、現役でお花屋さんで働いています。


今日は植物に関する本を紹介します!

 

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園芸「コツ」の科学

 


植物に関する以下の質問に答えられますか?

*水やりする時は、鉢の底から水が出るまでやるのはなんで?

*鉢底石ってなんで使わないといけないの

*なんで水やりは朝がいいと言われているの?


植物を育てているとこのような素朴な疑問を持つことはありませんか?この本は、植物に関する答えられそうで答えられないことを科学的に説明してくれています。著者は、元々植物学に関する講義を行っている先生でもあるので、とても読みやすい文で書かれています。

 

私も大学で植物を育てたり、農学の勉強をしていましたが、この本で書かれていることを授業で習うことはありませんでした。自分のやってることの裏付けや補足をしているような感覚を与えてくれるような本です。科学的に説明できることを生かして、今日もお花屋さんで働いています。

 

普段ガーデニングをしている方以外にも農学を勉強している高校生ならび大学生や、これから植物を育てようと思っている方は必見です!!

 

園芸 「コツ」の科学 植物栽培の「なぜ」がわかる
https://www.amazon.co.jp/dp/4062187256/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_C8COCbR7Z4BFA

《大学院内部進学に迷っている方向け》 内部進学のメリットとデメリット

こんにちは。管理人の「うえすとはうす」です。

大学卒業に近づくにつれて、どんどん迫ってくる進路。大学院に進学するのか、就職するのか、はたまた留年するのか、いろんな選択肢がありますね。そんな私は、大学卒業後に同じ大学の大学院に進学する、いわゆる内部進学をしました。
内部進学をしたからこそ言える、体験談を伝えます。内部進学を迷われている方に是非読んでいただきたいです。

 

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〜大学院内部進学のメリット〜
1.研究テーマを長く続けられる
 研究は結果が出るまでに非常に時間がかかります。どこの大学でも一般的に、学部3〜4年生の時から研究に取り組みます。つまり、研究に費やせる時間は大体1年程。この限られた時間の中で、進められる研究なんてほんのちょっとです。大学院の内部進学をすると、大抵の場合研究テーマをそのまま引き継ぎます。長く続けられることで、結果も出しやすくなります。また、研究は学会や論文などで自分の成果を表に出すことが求められます。研究者として論文を書いて初めて、世界で認められます。この世界で自分しか知らないという発見が研究の本当に面白いところだと思います。

 また、就職面で有利です。なぜなら、研究は、長く続ければ長く続けるだけポジティブな結果が出る可能性も上がるからです。日本の就活は、学部3年生か大学院1年生の3月からスタートします。大学院で別の研究を始めると、まだ研究が始まっていないという場合すらあります。学部生の卒論である程度結果が出ていれば、スラスラと面接で言えて、とても有利です。

 

2.引っ越しがない
 大学院を変えると拠点が変わるので、引っ越しを伴います。学生はなかなかお金がないので、正直引っ越しの出費は痛いです。引っ越しがないことで、アルバイトを変えたりもしなくていいですし、今までの友達と遊ぶことができるのが利点です。


3.受験勉強が楽になる
 言い方が良くないですが、日本での大学院進学は、コネがすごく大切です。国立大学の場合の大学院進学には、基本的に筆記試験と面接、研究のプレゼン、口頭試問があります。筆記試験ですが、専門性の高い教授が作成すため、内容がすごく難しいです。ですが、教授は忙しく、問題を練る時間がないため、過去問と似た問題が多く出題されます。過去問をホームページなどで公開している大学もありますが、そうでない場合もあります。そこで重要になってくるのが研究室の先輩です。先輩から筆記試験の内容や口頭試問のことを聞けば、大学院入試はそこまで難しいものではありません。

 また、面接も内部生が有利です。なぜなら、教授からしてみたら、外部生を受け入れることはリスクもあるからです。大学院では、研究室に所属し、教授から研究テーマが与えられます。教授としては、良い生徒が入って熱心に研究を行ってくれると、自分の業績が上がるわけです。したがって、定員割れをしていなければ、外部生を取るより内部生を取る方が、リスクが少ないと言えます。

 

4.時間的な余裕ができる
 他大学の受験は、相当な時間を取られます。例えば、説明会に行ったり、専門ではない分野の勉強をしたりと、忙しい4年生にはなかなかしんどいです。対して、内部進学は専門的な分野も同じであることから、勉強がスムーズです。個人的な意見として、内部進学の受験勉強をしつつ、就活もすることをおすすめします。「どうせ、大学院に行くのだから、やる意味ないよ」という声が聞こえてきそうですが、日本の就活は慣れている人が勝ちのスポーツです。気楽に就活できるタイミングは、その時しかないので是非チャレンジしてほしいです。

 


〜大学院内部進学のデメリット〜
1.春休みがない
 これは本当に大学によりますが、私は大学4年生の春休みがありませんでした。大学の研究テーマをそのまま引き継ぐ場合には、まだ研究が終わっていないことになります。来年度から新社会人になる友達との卒業旅行を控える時期に、春休みがないことは正直しんどいです。

 

2.刺激が少ない
 内部進学すると、同じ仲間と2年間過ごすことになります。気の合う人たちならいいですが、仲良くないと2年間が苦痛になります。他大学から入ってくる学生も、少ないので新しい友達も増えません。「学生時代に大切なのは、友達だ」と言われるように、自分から違うコミュニティーに属さないとマンネリ化した学生生活を送ってしまう可能性はあります。

 

3.地方の人が就活が不利
 都内での就職を希望している場合ですが、都内周辺に拠点がある方が圧倒的に有利です。就活の度に、都内まで来ることをしていると、身体的なストレスと費用が非常にかかります。就活は、普通にしているだけでもかなりストレスがかかるので、この機会に拠点を変えるには、他大学院の進学をおすすめします。

 

4.最終学歴を更新できない
 大学院まで進学すると、就活などで聞かれるのは最終学歴です。学歴なんて関係ないと言われている時代ですが、大企業に就職する人の大半は高学歴であることは事実です。もし、今の大学が大学受験の時の滑り止めだったとしたなら、他大学への挑戦もいいかもしれません。

 



〜まとめ〜
 大学院の内部進学は、一長一短ですね。就活の拠点が今の場所から近い人、今の学歴に満足している人には、是非内部進学をおすすめします。内部進学だからこそ、追求できるものがあると個人的には感じています。

《男性必見!》男性が職場に1人!? 花屋の男性スタッフが教える立ち振る舞い

どうもこんにちは。管理人の「うえすとはうす」です。

 

これから入る会社は女社会だ、今のアルバイトは女の子が多いんだよね、と人間関係に不安抱える方はたくさんいると思います。かくいう私は、新卒社員全員女性、今の部署も全員女性という環境で働いています。何をしてもセクハラで訴えられてしまう時代。そんな私だからこそ伝えられる女性とうまく仕事をしていく5つのポイントを紹介します。

 

1.清潔感を大切にする

これが一番大切です!女性は、匂いやおしゃれにとても敏感です。男性は、女性よりも汗をかきやすいので、夏の汗ばむ時期には要注意です。また、口臭も要注意!自分では、気付きにくいので、家族や親しい友人に確認してもらいましょう。

また、女性は身だしなみをとてもよく見ています。TPOをわきまえた服装にしましょう。花屋はおしゃれな人も多いので、特にファッションには気をつけています。

 

2.自分から笑顔でしっかりと挨拶する

これは社会人としては当たり前ですが、毎日のルーティンワークになると忘れてしまう人もいるのではないでしょうか。特に入りたては自分から挨拶しないと、すぐに悪い噂が広がってしまいます。明るい声で、かつ笑顔で挨拶することで、印象もよくなります。この人になら任せてもよさそうと思ってもらえて、ビジネスチャンスも広がると思います。

 

3.苦手な人には、あえてこちらから話しかける

これは心理学的にも効果があることが知られています。心理学用語では、ザイオンス効果』といい、「接触頻度を増やすほど好感度が上がる」というものです。私も、この人ツンとしてて話しづらいなと思うことがありますが、あえて毎日コミュニケーションを取るようにしています。最初は、話しにくかったですが、接触頻度が上がるにつれてこちらも話しかけやすくなります。明日からでも、「今日は仕事終わったあと何するんですか?」と気軽に聞いてみてはいかがでしょうか。

 

4.相手の話に共感する

男性の会話と違って、女性の会話は「わかる~」がすごい頻度で出てきます。また、一人の人が話して「私は~」と全然関係ない自分話が始まることも多々あります。そこに、男性一人で入っていくのですから、ちゃんと会話に入る必要があります。「わかります!」とちゃんと共感を示すことが重要です。時には「僕の場合は~」と自分の話を切り出すとより距離が縮まります。注意としては、でしゃばりすぎないことです。ただでさえ、男性一人でアウェイですから、あまり無理に目立たないようにしておいた方が無難です。

 

5.女性の好きな分野を把握しておく

友達ともそうですが、共通の話題がないと話すことすらできませんよね。話し相手の仲良くなるために、会話の引き出しを作っておく必要があります。例えば私の場合、若い方には「映画、本、好きなアーティスト」、年上の方には「料理、家事、子育て、旦那さんとの過ごし方」を聞くようにしています。これは、自分の興味ある範囲で、女性が好きそうなことをピックアップする必要があります。この引き出しをいかに作っておくかは、多くの人と仲良くなる上では、非常に重要です。

 

 

まとめ

どれも明日から実践できることなので、是非やってみてください。女性は、職場に男性が一人入ってくるという情報を必ず共有しています。悪い噂をすぐに広まります。私は、イケメンでもない至って普通の男性ですが、ちゃんと気をつけることで、円滑なコミュニケーションを行っています。仕事をする中で、人間関係は大切ですので、誰かの役に立っていたら幸いです。

 

 

【必見】お誕生日に初めて花束をプレゼントする人向け 〜花束の注文仕方〜

現役で花屋で働いております「うえすとはうす」です。

恋人、友達、同僚のお誕生日プレゼントに何をあげていますか。定番で言えば、財布、時計、バッグなどなどですよね。せっかくお金を出して渡す以上、やっぱりもらった人が喜ぶものをプレゼントしたいですね。今回は、そんなプレゼントの一つである『花束の注文方法』を紹介しようと思います。


〜流れ〜
来店→注文→受け取りと至ってシンプルです。

 

☆来店
男性は特に入りづらいのが、お花屋さん。勇気を出して来店してみましょう!店員さんは感じがいい人が多いのもお花屋さんの特徴です。また、午前中や夕方は花を買いに来る人も多いので、その時間の方が入りやすいかもしれません。

 

☆注文
店員さんにお花束の注文をします。すると、ご用途やご予算、ご希望のお色味を聞かれます。
いやいや、初めてだからわからないよ。と思うかもしれませんが、このブログを読んでいただければもう安心。ひとつずつ丁寧に説明していきます。

○ご用途とは
お花を使う用途って実はたくさんあるんです。お祝い、お供え、お見舞い、ご送別などなど。用途によっては失礼になってしまうお花も多数あります。例えば、日本でキクの花は、お供えに使うので、お祝い事のときにはあまり使いません今回はお誕生日用の花束と伝えれば、お花屋さんがNGのお花を抜いてくれるので大丈夫です。

○ご予算とは
予算は誕生日だったら最低でも3000円くらいは出していただきたいです。もちろん1000円くらいでも、注文をうけてくれるお店もあります。年に一回の大切な日なので、少し頑張ってみてはいかがでしょうか。

○お色味とは
花束の中身は、渡した側の印象にもなりかねない重要なポイントです。一般的には、お祝いはピンク系、黄色オレンジ系で華やかにまとめることが多いです。こだわる人は、赤、紫、白の花束がオシャレですよ。色は、もらった人のイメージカラーで選ぶことをおすすめしています。麦わらぼうしをかぶって清楚な感じの方へなら黄色(ヒマワリとか)、赤いネクタイをつけた暑いビジネスマンには赤色(バラ、ダリアとか)など、渡される人のイメージを大事にしてみてください。渡される人をちゃんと考える素敵な時間にもなると思います。

これで注文は終了です。

 

☆受け取り
花束を作成するのは、意外と時間がかかるんです。早くても15分はかかります。そこは注意しましょう。
また花束は結構大きいので、荷物少なめにして受け取りに行くことをおすすめします。

 


まとめ
いかがでしょうか。お花はもらって嫌な人はいません。また、最近お花を買う人もとても減っていますから、恋を叶えたいと思っている方がいたらチャンスです!花束をくれた人というとてもいいステータスがつくと思います。

 

 

 

花屋の仕事が大変な3つの理由

どうもお花屋さんが本職の「うえすとはうす」です。

 


お花屋さんと聞いてどういったイメージを持っていますか?多分、キレイ!かわいい!素敵!というイメージだと思うんです。幼稚園生の将来の夢トップ3には確実に入るのが「お花屋さん」、魅力的な職業ですよね。

 


そんな多くの人が、夢を見るお花屋さんですよね。しかし少し想像すればわかると思いますが、お花屋さんは正直に言って過酷な仕事です。今回は、大変な理由を3つ述べたいと思います。

 

 

 

1.労働時間が長く、休みが少ない

これはお花屋さんに限らずのことですが、お花屋さんも小売・サービス業なので、飲食店同様に労働時間が圧倒的に長いです。かく言う毎日11時間近く働き、毎月60時間くらいは残業しています。有り難いことに、大手の会社なので残業代は出てきますが、小さいお店は残業代が出ないこともあるみたいです。物日(母の日やクリスマスなどの繁忙期)は、始発から終点まで働いたり、徹夜で仕事をすることもあります。

また週末が一番忙しいため土日祝日に休みを取ることは、非常に難しいです。なので、同僚、友達、恋人と予定が合わせづらいのもきつい理由です。

 


2.肉体労働によって身体を壊す

花屋は基本的に座って作業することがないので、1日10時間程度は立っています。しかも、路面店が多く寒暖の差が激しいです。そのために、腰や膝を壊す人をよく見かけます。腰痛は、一回なると治りづらいので、未然に防ぐことがみたいですね。私も2年前の9月にお花屋さんのアルバイトで、ぎっくり腰になりそれから腰痛と闘う日々でしたが、今は色んな方法を試した結果完治しました。身体を壊して退職する人も多く、気をつけないとですね。

 


3.お給料が低い

お花屋さんはそもそもお花を育ててる訳ではありません。お花を扱っている市場から買って、それを花束、アレンジメントにして販売しています。つまり仕入れ値よりも高く売ることで、利益を生み出しています。お花はそんなに高く売れる訳ではないので、利益もすごく少ない。そのため、働き手への分配は小さくなってしまいます。お金が入ってくる仕組みは飲食店とよく似ています。

 

 

 

まとめ

いかがでしょうか。とても大変ではありますが、やりがいもある仕事です。お花屋さんへの就職を考えている方の、参考になれば幸いです。

現役花屋店員が教える損をしないお花の買い方 part 1

お花を買ったことはありますか?男性、若い方は一度もお花屋さんでお花を買ったことがないことも多いかと思います。本日は、初めてお花を買う方が損をしない魔法の言葉をお教えいたします。

 


それは

「開いていないお花を選んでください」

です。

 


開いていない??と思われる方向けに解説いたします。お花はおおよそ蕾の状態でお店に入荷します。蕾が約1週間かけて水を吸って開いていくのです。つまり開いていない状態のものを買えば、お花を長く楽しめるということです。

 


しかし、お花が開いてない状態というのを素人が判断するのは、すごく難しいです。なので、魔法の言葉「開いていないお花を選んでください」ということで、日持ちするお花を店員さんが選んでくれます。

 


お花屋さんもお客さんにはお花を長く楽しんでもらいたいとは思っているはずなので、何も言わなくても一番いいものを選んでくれるかと思います。しかし、開いているお花は売れないことが多く、早めに売りつけたいと考えるスタッフも必ずいます。

 


是非、次にお花屋さんに行くときは魔法の言葉を使ってみてください!

お花屋さんの仕事が楽しい3つの理由

どうもお花屋さんが本職の「うえすとはうす」です。

お花屋さんと聞いてどういったイメージを持っていますか?多分、キレイ!かわいい!素敵!というイメージだと思うんです。幼稚園生の将来の夢トップ3には確実に入るのが「お花屋さん」、魅力的な職業ですよね。

お花が使われるシーンって送別、結婚式、誕生日と感動することが多いですよね。仕事で疲れて家に帰ってきて、テーブルの真ん中にお花があったら少し元気が出ますよね。


今回は、そんなお花屋さんの仕事が楽しい理由3つを紹介します。

1.毎日お花から元気をもらえる
新鮮で綺麗なお花を毎日見ていると心が癒させます。これが一番いいところだと感じますよ!。お花決して安くはありません。店頭のお花を家に全て飾ろうと思うと相当なお金が必要です。毎日違った旬のお花に囲まれて、働けるのはお花屋さんの特権です。


2.お客さんから「ありがとう」と言ってもらえる
お花屋さんでお花を買ったことある人はわかると思いますが、なぜか「ありがとう」と言いたくなりませんか?お花は人が潜在的に好きなものなのだと思います。お花が嫌いな人なんてあまり見たことがありません。お礼を伝えたい方にお花を渡すことを想像して、店員さんに「ありがとう」と言いたくなってしまうのかもしれませんね。


3.毎日どんどんスキルが身につく
お花屋さんは「手に職」です。スキルがないと仕事ができません。毎日お花束をたくさん作っていると、作るスピードは早くなりますし、形は綺麗なものが作れるようになってきます。また色の感性などを磨かれていくことから、ファッションがおしゃれになる人も多いです。自分のイメージした通りにお花束を作れるようになるのは、カラオケでどんどん点数が上がっていくように楽しいことです。

AIが発展してもお花屋さんは機械化が難しいことから、職がなくなるということはないと思います。むしろ、ルーティンワークはAIに仕事が取られ、嗜好品を売るお花屋さんは今後伸びていくと個人的には感じています。


まとめ
いかがでしょうか?お花屋さんは、他の職業とは、異色な感じがしますね。とてもやりがいのあり楽しい仕事です。